第7球 キレイお嬢様の憂鬱
権田原家の朝食にキレイだけが座っているが21日の母の命日を気にしていた。
母の命日を父が仕事の忙しさで忘れていると思い込んでいる権田原キレイは、1人で母のお墓に向かうがお墓に向かう途中でカアチャンの弟を引きそうになり、初森ベマーズの練習している所を通るが、ななまるの打ったボールが当りそうになるが、それをキレイが窓から手を出してキャッチして見せた。
車から降りてきたキレイはベマーズにボールを返すが土の中に潜り込むほどの勢いだ。
きつい練習をしてるだけあってボールが土にめり込んでいる。
ボールをユウウツが掘り出しているがベマーズのみんなはななまるとキレイが2人きりで話してるのが気になるようで、監督が「さっ練習よ」って言われるまで見ていた。
初森ベマーズの練習のあまさを綺麗に指摘されるななまる。
キレイが「もうあんな公園どうでも良いじゃない?」
「始まる公園から街の発展が始まるって素敵なことじゃない」って
ななまるが「あそこにはみんなのいろんな思い出が詰まってるんです」
「あなたみたいなお嬢様には大したことじゃないかも」って
そうねって言い残しお墓参りに向かう。
母のお墓の前で昔を懐かしんでいたキレイ。
キレイはお墓参りの帰り初森公園による。
初森公園でキャッチボールをしている兄弟を見て、さらに昔の事を思い出すキレイ。
初森公園で懐かしい昔の自分と母との思い出にしたっていた。
今回はキレイの母役 権田原ウララカ役の伊藤裕子がもの凄く登場している。
初森公園で思い更けているとななまるが公園に来て何か嫌なことあったなどと聞く。
キレイの手を引っ張って自分の家でもあるはつのりもんじゃに連れていく。
そこでもんじゃ焼を初めて口にする。
「今うめーって思っただろー」ってイマドキ
セルフサービスや初めての事だらけで戸惑うが「私こんなの大~嫌~い」「何のカロリー計算も出来てないし、明日試合でしょ」私もう帰るって飛び出していくがななまるのお母さんが追いかけてきて、もんじゃはがしを渡しフリーパスと言っていつでも食べにおいでって
母の優しさの思いを吹き飛ばすようにソフトの練習に打ち込んでいた。
須決闘インターナショナルスクール
高校対抗女子ソフトボール大会5回戦
須決闘インターナショナルスクール vs 初森第二の試合が始まった。
初森第二は初めての表の戦いで、守りきって勝つパターンは初めてだ。
相手チームも助っ人(須決闘)だけあって色々な国の人がいるし、27歳ってのもいる。
最初のバッターは中国からカンフーの達人だ。
次のバッターがいきなり4番打者のメキシコ人だ(27歳)。
強烈過ぎて土の中に潜り込んでエンタイトル2ベースだ。
場面が変わって初森第二の攻撃番だ。
打席にはカアチャンが立つが監督から「子供がおねしょした時の事思い出しなさい」って
カアチャンに打たれたことで須決闘インターナショナルスクールのバッテリーが喧嘩をしだし乱闘騒ぎになってペースが乱れる。
相手チームがペースを乱してるうちに何故か3対4と1点リードで最終回を迎えた。
何故か最後のバッターで4番メキシコ人プロレスラーで最初特大のホームランボールを打たれるが、わずかに外れてファールになる。
最後の1球になってチームのみんなを見渡すななまる。
みんながうなずいてお前に任せた、見たいな感じで気持ちの入った球を投げた。
何故か三振でゲームセットで終わった。 初めての守りきっての勝利だ。
ついにここまで進んで来た。
権田原兼持は権田原ウララカの命日を忘れていなかった
キレイが母の墓参りを終えて初森第二の試合も見てきて車から降りて家に入ろうとしたときに運転手から「お嬢様はお父様が命日を忘れているから怒ってらっしゃるのですか?」
「自分の妻よ!」
運転手が「あの人が忘れるわけありません」って言って監視カメラの映像を見せてお墓に持っていこうとしている花束を持ってうろちょろと悲しんでる姿を見る。
悲しさをまぎらす為に仕事に打ち込んで来たのです。
貴方がソフトボールでまぎらせてるのと一緒です。
それを見たキレイの心の中にあった父へのわだかまりもほどけていった。
そして朝食のスクランブルエッグを、あのもんじゃはつもりでもらったはがしで食べていた。
初森ベマーズ第8話 内容(あらすじ)第8球 封印された幻の変化球